音楽

2009年7月22日 (水)

・・・・・・

今日、アベ フトシが突然亡くなった。
まだ4342なのに。急性硬膜外血腫だったそうです。

アベ フトシは、私の本当に好きだったバンド、ミッシェル・ガン・エレファントの元メンバーです。

ショックが大きい。マイケルの時にはさほど感じなかったものが今きた。
彼が弾くギターの音を自分の耳で直に聴く機会はもう一切ないのだという事実をまだ実感しきれていない。
でも、ミッシェルの曲を、なぜかまた猛然と聴きたくなってきた。と思ったら電池切れ(泣)。

ご冥福をお祈りします。

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2009年3月22日 (日)

生で聴く楽しみ

昨日は先月に引き続き、またコンサートに出かけました。
ほんとは2ヶ月や3ヶ月に一回のペースがいいなとは思っても、聴いてみたいプログラム優先にするとそうも行かなくて・・・
今回のプログラムは

1・ 弦楽セレナード (チャイコフスキー)
2・ 管楽器のための交響曲 (ストラヴィンスキー)
3・ 交響曲 第4番 (ブラームス) 

先月は1番でしたが、ブラームスがかぶっちゃった。でも一番聴きたかったのはチャイコで、1月に大輔君つながりでこの曲を話題にしたこともあって、自分の中ではこの曲に対してかなり気分盛り上がってました(笑)。
ここのところ行きたいコンサートを決める基準が「好きだけど今まで生で聴いたことない曲を聴く」になっていて、今度もこの弦楽セレナード(とストラヴィンスキー・こっちは曲目が変更の結果聴くことになりました)は「生でお初」でした。
ブラームスの4番は、それまでの3曲に比べると地味目にも思えますが、一方で彼の最後の交響曲にふさわしく立派!な雰囲気を持っていました。生だとそれを強く感じました。
ストラヴィンスキー。交響曲といっても15分に満たない小品です。やっぱり、と言うべきか簡単に鼻歌とかできない旋律の面白い曲でしたが、弦楽器のパートがないので、舞台後方に管楽器の奏者たちが固まっていて、座る人のいない弦奏者のたくさんの椅子をはさんで指揮者が手前に、というちょっと変な画ヅラでした。こうやって目で見る楽しさがあるのもよいものです。
弦楽セレナードは、もちろんよかったです。やっぱり好きな曲をオケと同じ空間で聴くっていうのはいいですね。クラシックって、演奏者によって自分がこういう感じの演奏が聴きたいな~、とイメージしているのとかなり違う演奏だったりするということも起こってきますが、今回はあっさりし過ぎず、盛り上げ過ぎず、全部聴き終わった時にいい満腹感といった、ちょうどいいこってり加減のラーメンみたいな演奏でした。

演奏は読響、指揮はスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(長すぎて覚えられません!)、会場は東京芸術劇場。
しかしこの東京芸術劇場って、建物の外観も内装もなんか気分が落ち着かないデザインです。「近未来って感じで、クールだろ?」と言いたげだけどあんまりかっこよくない・・・というところで東京都庁舎と通底するのを感じる・・・(東京芸術劇場も都の施設です)
ちょっと笑えるのはロビーなどに敷かれてるカーペットですね。イチョウの葉の模様です(イチョウは東京都の木)。
つい写メしました(あ、客席内は撮影禁止ですが、一応ホールの外側で撮りました)。別館にUPしときました(ー▽ー)。

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2009年2月 8日 (日)

徐々に復活してきました

四大陸もあっという間に終わってしまった。
この大会は、地元カナダの選手たち(特にシングルの)が十分に準備した上で、大きなホームアドバンテージも十分に生かした大会、そんな風に見えました。
そんな中で、私がちょっと応援しているアメリカのデイヴィス、ホワイトのふたり(アイスダンス)が優勝したのは、なかなか嬉しい出来事でした。
正直なところ、P・チャン選手の高得点にはまた驚いてました。FSのアクセルが1本不発でもあの点数が出せるのは彼だからなのかな、とも思うけど、恐らく世界選手権ではまた違う得点の出方、なのでしょう。
それよりも、SPが終わった次点で勝算は既にない、と思ったであろう何人もの選手たち、それでもやる気を失くしたりせずにFSで4回転に挑戦する、私から見ると男子選手らしい演技に挑戦した彼らはいいな、と思います。
しかし、南里君・・・また残念です。ここで結果を出したいという試合で体調が悪かったり怪我をしたりで、ほんとにもったいない。南里君ツいてないな、と思うことが多いです。
ツボに入ったのは、ブライアン・オーサーですかね・・・いつもそうだと思うんですが、リンクサイドでキム・ヨナ選手と一緒に演技してますよね(笑)。今回は特にその様子が長いこと流れたので楽しかったっす。

昨日はクラシックのコンサートに出かけました。途中で咳が止まらなくなってやむなく退場、なんてシャレにならないわ、と思っていたのですが、完全に復調とは言えなくてもなんとか風邪は治ったようなので、最後まで楽しむことができました。
しかし!「土曜だから開演は昼の2時だろう」となぜか思い込んでチケットを買ったら夜6時開演で(爆)。相変わらずソコツな私(2時開演が多いのは日曜ですね)。coldsweats01
行ったのは東京交響楽団の、東京オペラシティでの演奏会です。
今を去ること15年ほど前に初めて演奏を聴いた時、「なんかよくわからないけどイイ!!」と思って以来私はこのオケのファンで、今回は久々だったので楽しみにしてました。

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2009年1月25日 (日)

おすすめしたい!について補足

「もう今週はヨロ選と全米」と言ってたのに、ヨロ選は終了、全米も大詰めです。
開催国のレピスト、ポイキオ両選手、よかったですね。コストナー選手にはスピンがひとつ無効、というこれまた痛恨のミスがあったようで・・・うーむ。
でも・・・ヨーロッパの女子も、もっと頑張ってほしいです。
男子はやっぱりあなたが優勝しないと、というジュベールでしたね。
FSは今いちでも、有力選手たちの出来を知ってから自分の演技に入れるという有利な戦いができる滑走順もラッキーだったでしょうか。
にしてもポンセロ君と「タンゴでも爽やかな人」トマシュ君!もったいないよ!!
川口さんたちも、着実に地位を築いているように見えます。
小さな波乱含みかな、と最初思ったヨロ選も、全米の結果を知ると順当にも見えてきます。まだ試合が終わったわけではないですけど・・・うーん、SP7位とは、ジョニー大丈夫かなぁ。coldsweats02

そういえば元強化部長の城田さんが連盟に復帰されるそうで・・・やはり城田さんのような手腕の持ち主がいなくて、連盟も困っていた、とも言えるのでしょうか。城田さん、去年の東京ブロックでもジャッジをやってらっしゃいました。
でも以前就いていたようなポストには復職できないということは、普通に考えると権限が大幅に制限されるということで、その状態でどの程度の支援ができるのか?と思いますけど、そうではなくて、実は「影の強化部長」ってことですか?
あっ、下世話でしたねまた。「影の大番長(by 愛と誠)」じゃあるまいし(笑)。
四大陸の後は未定だと言ってますが、その体制が続くとしたら大輔ファンの私としては、それが大輔君にもプラスに働けばいいんだけど・・・、とそれに尽きます。
でもどうせ復帰するのなら、今のトップ選手だけでなく、これからの若い選手たちのためにも尽力してもらいたいと思います。

本題ですが、前々回登場した「弦楽セレナード(=セレナーデ)」を始め、いくつかの曲が収められているCDをおすすめしたい!として右側に表示しました、その補足です。
同じ曲でも自分が持っているのとは違うCDだったり、持っていないものもありますが、選曲もなかなかで演奏者も間違いはないだろうという人たちのものを選びました。

チャイコフスキーの弦楽セレナード、これはずいぶん前に「オー人事オー人事」のコミカルなCMで使われて以来、この曲が好きな私としては、あの頃多くの人がこのCMとセットにして記憶してしまったのでは、と、曲とCMが妙にマッチしていただけに余計に心配(笑)。やっぱり第1楽章が強烈に印象的ですが、これも全曲通して、をおすすめしたいな。最後に思いがけない仕掛けが待っています。作曲者本人も気に入っていた曲だそうです。
ドヴォルザークの方は、爽やかでほのぼのとした所もあり、これもいいんです。聴く人によっては、チャイコよりこっちを好きになる人もいるのでは。

「アダージョ100%」、これはアルビノーニのアダージョや、マルチェルロの「ヴェニスの愛」、ベートーヴェンの「悲愴」、マーラーのアダージェットなど、タイトルに「アダージョ」があったり、速さをアダージョに指定されていたりする曲ばかりが集まっています。結構バロック音楽も入っていてバラエティに富んでいるようです。

「バーバーのアダージョ」、バーバーとは20世紀アメリカの作曲家で、タイトルにもある「弦楽のためのアダージョ」が最も有名な作品のようです。
このCD、「安らぎの~」とありますが、この曲に関しては胸を刺すような抉るようなそんな感銘を受けるので、「安らぎ」とはちょっと違うと思うんですけどいい曲です!
こちらもいい選曲です。「カヴァレリア・ルスティカーナ」やフォーレの「パヴァーヌ」があったり、なんかこれ欲しくなってきた。買おうかな(笑)。

各ディスクの詳細な内容は、ジャケット画像かタイトルをクリックするとご覧になれます。

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2008年12月13日 (土)

「オルガン付」と言えば

グランプリファイナル

シングルに関しては、男女とも波乱と予想通りの部分がないまぜになった展開に思えます。
いやー、小塚君とチャン君はあまりにも対照的な結果でした・・・小塚君の活躍はもちろん喜ばしいんですが、私としては、君らもうちょっと頑張れ!という人達もいたという男子SPでした。
でも、私が特に頑張ってほしい選手たち(当然大輔君を含む)は今シーズン後半、いや究極のところ来シーズン活躍してくれればよいのだ、という長い目で見ることが必要かもしれないと最近思うようになってきました。

安藤選手がフリーをサン=サーンスの「交響曲第3番」に変えたそうですが、「カルメン」「サムソンとデリラ」「ジゼル」と、私個人的には今ひとつピンと来ないな・・・と感じたプログラムが続いたので、この曲の方が合ってるように思いますが、どのようなものに仕上がっているのでしょうか。

サン=サーンスのこの曲は、「オルガン付」というサブタイトルがつくことも多く、その通りオーケストラに加えて、(パイプ・)オルガンとピアノまで導入した大規模な作品です。
聴いてみると普通の4楽章の交響曲に思えますが、実は2楽章構成で、各楽章が2部に分かれているという少し変わったつくりになっています。
これはどの部分を聴いても面白く、いい曲ですよ。興味を持った方には、是非全曲通して聴くことをおすすめしたいです。交響曲のような長い曲は時に聴いてる途中でこちらがダレそうになることもありますが、これは退屈とは無縁の作品で、CDを買っても損はしないと思います(実は私も持ってます)。オケだけのパートも素晴らしいですし、そこにオルガンが加わって更に効果が生まれています。
曲の全体的な流れは、動-静-動-動、という感じですが、この「静」の部分、大変印象的です。美しいけれどなんだか物悲しいような、そこにオルガンが居ることによって奥行きみたいなものが感じられます。
ただ、終楽章の冒頭でまさに満を持してという風にオルガンが、これ以上デカい音出せねぇ!くらいの勢いでドミソの和音をジャーーーーーーン!!と弾いて登場するのは、ちょっとベタと言えばベタなんですけど(笑)、自身オルガニストでもあったサン=サーンスは流石にどうオルガンを使えば効果的か心得ているというか、ベタだと思ってもやっぱりいいんですよね。曲の終わりも同じです。ベタでもこう終わんなきゃ駄目でしょ、って終わり方なんです。多分この辺は安藤選手のプログラムでも登場しそうですけど、皆さんはどうお感じになるのでしょう。
聴いた後はなんだかやけにスッキリ!!した気分になる曲です。機会があったらコンサートホールで生で聴くことをやっぱりおすすめしたい。爽快感倍増です。

「オルガン付」は、今年の全日本ジュニア4位の中村健人君が昨シーズンSPで確か使ったと記憶していますが、私がこの曲で思い出すのは、やっぱりアルベールビル銀メダリストのポール・ワイリーなんです。
私にとってあの時の彼の演技は、金メダリストのペトレンコより印象的でした。ワイリーはオリンピックのOP(=SP)が好調で(曲はラヴェルの「ラ・ヴァルス」)、フリーも素晴らしい演技で銀メダルを獲得しました。
フリーに使われていたのがこの「オルガン付」です。もうかなり怪しい記憶を掘り起こすと、演技の初めから好調で、それがどんどん彼を乗せていって、それが観客にも伝わり更に彼にはね返ってノリノリの大変盛り上がるいい演技になった(これに似たこと、前にも書いたことあったな、スワンで・・・)、こんな感じだったと思います。そんな演技にこの「オルガン付」はハマってました。
アルベールビルでのワイリーの記憶はまだあって、エキシビでのこと、コーチか練習場所が同じだというナンシー・ケリガンと二人で滑ってました。スパイラルとかしてたんじゃないかな。女性としては長身なケリガンと小柄な爽やか青年、といった感じのワイリーのペア・スケーティングは、なんだかとてもほのぼのしていました。  (一部敬称略)

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2008年9月15日 (月)

本日の一枚 (1)

今回は、私の好きな音楽について書こうと思います。
(1)としたからには、シリーズ化する、とは思うんですが、どうなるでしょうか・・・
で、本日の一枚は

加橋かつみ 「パリ 1969」  です。

1960年代の洋楽が好きな関係上(まだまだ勉強中)、私にとっては自然な流れで同時代の邦楽、特にグループサウンズ(以降GS)に興味を持ち、有名無名のGSを聴き始めた中で出会ったのがこの一枚。タイトル通り、1969(昭和44)年、パリでの録音です。

☆ ジャケット画像、アルバムのデータ等はこちら。「えとせとらレコード」HPの「ザ・タイガース・ディスコグラフィ」より。
また、同ディスコグラフィの「欄外コラム」も、興味深いです。

加橋かつみは、'60年代後半、最も人気のあったGS、ザ・タイガースのギタリストでした。
私はそれまで、タイガースの曲をちゃんと聴いたことがなかったし、彼についても、「花の首飾り」のヴォーカルで、途中でタイガースを脱退した人、くらいの知識しかありませんでした。
ところが、彼らの曲を聴いてみると、加橋かつみの独特なハイトーン・ヴォイスの存在感に驚きました。曲によっては沢田研二の声より目立つほどです。
その後ほどなく、彼がタイガース脱退後すぐにソロ・アルバムをレコーディングしたことを知り、俄然そのアルバムを聴いてみたくなったのです。幸いにもちょうど同じ頃、そのアルバムがCD化され、いいタイミングで聴くことが出来ました。

これが、いいんです。個人的には「捨て曲ナシ!!」と断言してしまいたい。
フォーク風味のポップ・ミュージックという感じで、その上とてもキャッチーです。
加橋かつみの自作だけでなく、他の作家の曲も収められていますが、全体的に統一感があります。
歌詞だけ読むと、妙に寂しげで薄幸そうだったりするのに、聴いてみると不思議な明るさと軽やかさがあり、個性的な彼の声質と一体となって、暗さを感じさせません。それぞれの曲の世界にぴったりのアレンジも絶妙で、センスがいい、というのはこういうことでしょうか。
当時としては珍しい海外レコーディングだったでしょう。日本人以外のアレンジャー、作家、スタッフも関わっていて、このように洗練された雰囲気のある音楽、洋楽っぽさを感じるサウンドって、'69年当時の日本では他にあまり類を見なかったのではないかと思います。

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2008年8月17日 (日)

"Winter Into Spring" を聴く

今、私はジョージ・ウィンストンの"Winter Into Spring"を結構聴いています。
もちろん、「Ocean Waves」が収められているアルバムですね。
「Ocean~」だけでなく、アルバム全体を聴いてみたい、と思って、CDを買ってしまいました。

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2008年6月22日 (日)

やっぱいいわ。

もうだいぶ前のことになりますが、今月5日に聴きに行ったコンサートのことを書いておきたいと思う。

行ったのは、読売日本交響楽団(読響)の第472回定期演奏会。(会場・サントリーホール)
曲目 :
《 チャイコフスキー・プログラム 》

幻想曲 「テンペスト」 作品18
幻想序曲 「ロメオとジュリエット」
交響曲第4番 ヘ短調 作品36

今回は、けっこう日にちが迫ってから行くことを決めたので、とりあえず安目の席で気軽に、と思いC席を購入。席はLAブロック。ステージに向かって左側、ステージ真横〜斜め後ろあたりから、楽団員の皆さんを眺める、といった場所です。
サントリーホールは私の好きなコンサートホールです。どこに座っていても、音の響きは豊かな感じがします(オーチャードホールなどは、ホールの形が違うせいか、1階でも後方にいると音が遠く感じて、じれったく思うことがある)。

「テンペスト」

チャイコフスキーは、シェイクスピアから着想を得た作品を何曲か作ったということですが、私はロミジュリと「フランチェスカ・ダ・リミニ」の2曲しか聴いたことがありませんので、「テンペスト」はこの日が初めてです。
プログラムの解説を簡単に書くと、曲想は、不気味な海のうねり→嵐→ミランダとファーディナンドの恋→再び海、といった風に進んでゆきます。注)・・・ということで、確かにそんな感じですが、初めて聴いたせいと、チャイコフスキーの曲にしては、ややおとなしめの曲調のせいか、「うん、そうか」という普通な印象で終わりました。ただ、オーケストラの各パートの動きがはっきりとわかり、それがバラバラに主張することなくまとまっているところが、とても面白くよかったです。

注) 公開当初、プログラムの解説をそのまま引用していましたが、いわゆる著作権について思い直し、引用部分は削除、解説の要約に差し替えました。

「ロメオとジュリエット」

まだロミジュリ?とか、しばらくロミジュリは聴けないとか言ってたじゃん、とか言わないで下さい(笑)。もともと好きなんだもんこの曲が。
実はこれまで生で聴く機会がなかったので余計に聴きたかった。意外と演奏会で取り上げられることが少ないような気がする。
フィギュアスケートでこれまでこの曲を使ったプログラムをいくつか思い出しても、大体同じ部分しか使われていないんじゃないでしょうか。大輔君のも例外ではありません。

序奏は、木管で演奏されます。その厳かな響きに、しょっぱなから引き込まれます。
この部分と、大輔君のプロで言うと、1本目のクワドに入ろうとする部分、その間をつなぐところがとても美しいのですね。
そして対立する両家を暗示するテーマ(これはステップ)、ロミジュリのテーマと続きます。
この二人のテーマは、2回登場しますが、2回目の方(大輔君のプロのほう)が、すごく盛り上がってるけどやや断末魔的な感じもするのに対して、最初の方は、もっと純粋な二人だけの世界、という趣があって好きです。ホルンとハープと木管、活躍してます!そしてこの2回目のロミジュリのテーマを打ち消すように両家のテーマが荒れ狂った後(ジャンプ5連発ですね)、コーダに入るのですが、ここから先がもう、私の好きな部分で、哀切で美しい。この日、生でここを聴いた時、私ゃ鼻がツーンと(=泣きそう)しましたよ。
(でもここがまた、前述の序奏直後の部分と同様に、スケートでは使われないんじゃないかという所です。フレーズが長いから仕方ないかもとは思いますが、惜しい!)

続きを読む "やっぱいいわ。"

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2008年5月26日 (月)

本日の「N響アワー」

たまにしか見ないけど、今日の「N響アワー」は、「ラフマニノフ 鐘の記憶」というタイトルだったので、見てみた。曲目は鐘、ということで「ピアノ協奏曲第2番」と、「交響的舞曲」から第3曲。

コンチェルトのほうは、ソリストがある高名なピアニストの方だったのですが、冒頭の鐘の音を思わせるピアノの連打で・・・

ええっっっ!!!

音、外しちゃった。coldsweats02
そこって・・・曲の世界に入りこむ、すごく大事な導入なのになあ~。
そこで気分downです・・・
完璧な演奏は、そりゃ難しいことなのはわかってますけど・・・なにもそこで外さなくてもcrying
そのせいもあってか、全体的にイマイチなイメージに終始してしまい、残念でした。

その後は、この曲が映画「逢びき」に使われたという有名なエピソードが紹介され、今ではフィギュアスケートによく使用される、という流れになりました。
演技の映像で紹介されるのは、やっぱり村主選手。'05年のNHK杯です。やはりそうですか~、村主選手には申し訳ないけど、私的にはやっぱり大輔君の映像で見たいのね。
でも、2年ほど前の「芸術劇場」で、やはりクラシックとフィギュアスケート、というコーナーで紹介された時も、ラフマニノフは村主選手で、あの時は高橋大輔の「タ」の字も出てこなかったですけど、今回は「先例としては、伊藤みどりさんがアルベールビルで、また高橋大輔さんも」と、映像なしの名前だけ、だったけど紹介されたから、「うむ、よしよし」とNHKを少しだけ許しました(笑)。

2曲目の「交響的舞曲」は、ラフマニノフの晩年の作品。タイトル通り、3曲からなる交響曲的なもの。第3曲が選ばれたのは、やはり鐘の音が出てくるから。
個人的には第1曲が好きです。そういえば第1曲は、'05/'06シーズンのマイズナー選手のSPでした。
この曲がフィギュアスケートに使われた、という記憶があまりなかったので、なんかすごく嬉しかったなー。
重箱の隅的ですが、確かNHKの某アナウンサー氏は、間違えて「ラフマニノフの交響曲」と紹介し、テレビのこっち側で私は「違うだろっっ!!」とひとり大人気なく怒っていたのでした。coldsweats01

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2008年5月11日 (日)

プリンスアイスワールド 5月5日午後の部・その2

また明日、と言いながらもやっぱり、週末になってしまった。sweat02sweat02sweat02
続けます。

ribbon 第2部 ribbon

本田武史・・・「Nyah」

もうおなじみの彼のナイア。私はなんだか、現役時代より、本田君のことが好きになったような気がします。なぜだろう。
貫禄十分な、大人のゆったりした表現をしてくれる本田君。
ここしばらく、アクセルをやる時に、トリプルに挑んで大きく踏み切るけど、やっぱりやめてダブルになったのかな?というジャンプが見られましたが、この日はキッパリ!と3A。
でも上がった時にかなり斜めになっていて、転倒。惜しい!
しかしその後のサーキュラーがキレキレ、そして本田君と言えばイーグル!
盛り上がりました!

この後、かなり順序が怪しくなります。

PIWチーム

「銭形平次」と「踊る大捜査線」の、「時間と空間を超え」た合体。happy02
どうしても橋蔵親分のイメージが強いけど、大島親分の軽いノリがまた笑えていいですね。
親分の投げる巨大な銭に犯人が自分から当たりに行く、王道のリアクションがわかっちゃいるんだけど待ってました!って感じです。

フィオナ・ザルドゥア&ドミトリー・スハノフ

アメリカの昔のSFドラマを思わせるような、黒と白の宇宙服チックなコスチュームで登場。曲は不明。
プロのペアは、やはりリフトと「ぶん回し技」(男性が女性の手首や足首を持ってやる、アレ)がすごいですね。
スハノフ氏は、リフトしてる最中もなんとも涼しい笑顔で、そこがまたすごい。
いちばんスゲェ!と思ったのは、リフトの状態でスハノフ氏がその場で高速回転!てかあれはスピンだな。
彼の頭上のザルドゥアさんも微動だにしません。場内大盛り上がり。

村主章枝

客席から登場!赤白ボーダーのシャツに胸にハートの黒いサロペット風コスチューム、道化のような、振付からしてマリオネットのような、パントマイマーパントマイミストのようにも見えます。
ジャンプが1コパンクしてしまったのですが、そういうのは気にならない。こういう曲調(よくわかんないけど、カール・ジェンキンスっぽい)は彼女にやっぱり合ってるなと。私06/07のフリーが好きだったんですよ。
独特の表現は、健在です!

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2008年4月14日 (月)

今月の楽しみ

ジャパンオープンには行かない私の今月の楽しみは、チープ・トリックの武道館ライブです。

チープ・トリック(Cheap Trick)とは・・・

ロビン・ザンダー(ヴォーカル、ギター)
トム・ピーターソン(ベース)
リック・ニールセン(ギター)
バン・E・カルロス(ドラムス)

'74結成、'77デビューのアメリカのバンド。
アメリカでは当初人気を集めるほどではなかったが、なぜか日本の音楽業界が目を留め、強力プッシュ、本国より日本で大きな人気を博するようになる。
'78 4月に初来日にして武道館公演を行い、来日記念盤的にライブアルバム「at 武道館」をリリース、それがアメリカへ逆輸入されて大ウケ、本国でもようやく認知されるようになった。

その後、'80年代の低迷、ピーターソンの一時脱退、復帰を経て、'88に「The Flame(永遠の愛の炎)」で全米1位を獲得、その後も活動を継続して現在に至っています。
日本でデビューした頃、曲はもちろん、メンバーのビジュアル面のおもしろさもかなりウケていたようです。
ふたりは男前系、ひとりはメタボ気味のおっさんキャラ、ひとりは現代の目で見るとアキバっぽい人、とユニークです(いまだにその傾向あり)。
私このバンド、好きですねー。初期の曲でも今も古さを感じない、シンプルでかつウルサいサウンド、ポップな曲も重めの曲も、なぜかキャッチーで、ベース、ドラムのリズムセクションは抜群、ツボを押さえて冗長なソロなどないギター、そして「千の声を持つ」ロビン・ザンダーのヴォーカル。
歌が滅茶苦茶に上手くて声量が豊か、いろいろなキャラクターを表現できる人です。
で、それはやっぱりライブの音で聴くのが一番です。

今でも数年ごとにアルバムをリリースし、そのたびに日本に来るので、'90年代以降は私も彼らが来日すると、必ずライブに行きます。
で、今回の武道館は、彼らのプロとしての最初のターニング・ポイントであろう武道館ライブ30周年として、同じ4月にやっちまおう!ということみたいです。
しばらくライブで暴れてなかったので(体力ないくせにこういうときだけは元気)、楽しみです!

そして来月の楽しみは、PIW in 横浜です!

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2008年4月 7日 (月)

節目、ですね

先週の大輔君は、月曜は倉敷のエキシビション、火曜は卒業式、一日置いて木曜は大学院の入学式に出ないでどうしたのかと思ったら、都内でジャパンオープンの会見と、相変わらず忙しいですね。今さらだけど卒業&入学おめでとう、です。
でも、あの噂の「ガウン」は・・・かなり想像通りの姿で登場してくれましたが、やっぱり見ちゃうとわははーって感じですねhappy02。紫、というのは関大のスクールカラーなんですか?というより「ロミオ色」に見えるんですが・・・(笑)
中野選手も、卒業&入学おめでとうでした。ワールド、よかったですね。昨秋の東京選手権で見た時、今季はひと味違うかもという予感がしましたが、ひと味どころじゃなかったです。特にこれまで、PCSがなかなか伸びないのが気になる方も多かったのではと思いますが、フリーで5コンポーネンツすべてに7点台がついたのは、なんだかとても嬉しかったですhappy01
南里君も卒業おめでとう、ですね。彼と中野選手は、安心して競技が続けられる所属先も決まってよかったです。
南里君が「ふくや」所属になると初めて聞いたとき、あのふくやの和風ロゴが入ったジャージ(←勝手な想像)が見られるのは来シーズンからかしら、と思ってたら、思いのほか早く見られましたね。想像以上に可愛いデザインでした。

でもやっぱり大半の選手は大学卒業=引退、となるわけで・・・小林宏一君はどうしてるのでしょうか。東日本の男子は大学4年の子が多かったので、来シーズン少しシニアが寂しくなるかもしれません。そんな彼らも今はすでに新しい環境に身を置いて、慣れないうちは心身何かと疲れると思うけど、それぞれに頑張れよ!神崎君も元気にやってますかね。

話は変わりますが、右上に出ている画像は、今シーズン印象に残った、ロックを使用したプログラムの原曲が収められたCDです。
上のドアーズは、コストナー選手の「Riders on the storm」、水津選手の「Spanish caravan」、それに彼らの代表曲である「Light my fire (ハートに火をつけて)」、「The end」も収録されています。
下のカルロス・サンタナは、アボット選手の「Treat」が入っています。

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2008年4月 6日 (日)

この曲はどうでしょう

前回の続き、みたいになっちゃいますが、ウルマノフ氏の弟子ヴォロノフ選手のSPは、ここ2シーズン、ラフマニノフの2番でしたね。彼の演技を見て、友人は「フリーより短いせいか、次はあそこだ!と予想した旋律につながらなくて、たたらを踏むような気分になっちゃうし、コスチュームが赤系なのもなんかピンとこない」と言うのです。
これを作った振付師の方にも、ヴォロノフ選手にもなんの咎もないのですが、「誰かさん」の演技の刷り込みがよほど強力だったようで・・・(笑)。どちらのプログラムもピアノの「鐘の音」から始まるので、昨年の世界選手権の会場でも、この音を聴いて「あ、これ・・・」と反応したような方が私の周りでも何人かいらっしゃいました。

ラフマニノフと言えば。
「ラフマニノフ ある愛の調べ」 という映画が公開になりますね。
サブタイトルが、(^ ^*ゞ な感じですが、ラフマニノフは好きだし、どんな映画か興味があるので、時間をみつけて見に行こうかと思ってます。
ラフマニノフ役の人、写真で見る限りご本人より小さそうですが、顔は結構似たタイプのようですね。

そして前回の記事には、「誰かさん」こと大輔君の「ボレロ」を見てみたいと思っていたけれど、「ラ・ヴァルス」もイケるんじゃないか、というご感想をいただきました。「ボレロ」は、ひょっとして全大輔ファンの夢、に近いんじゃないかと思える時があるのですが、確かに「ラ・ヴァルス」もいいです!

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2008年3月30日 (日)

記憶に残りすぎる、あの曲

後々まで語り継がれるようなプログラムは、その選手の演技と曲がセットになって記憶されることも多いです。しかしこれからお話しするプログラムは、なんだかその音楽の使われ方、みたいなのが結構強引だった部分が妙に私の記憶に残ってしまい、肝心の演技の印象が薄い、というものです。映像を保存しておらず、私の頼りない記憶だけによるものですがご容赦を(一部敬称略)。

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2008年2月 3日 (日)

幻の「スケーティング・ヒーロー(仮)」

昨年の11月に、「オール高橋大輔プログラム」とでも呼びたいようなCDが発売されるらしい、という情報を目にした(Thanks 「blog EVERGREEN」)。タワーレコードのサイトにも新譜情報として出ていて、それが、「スケーティング・ヒーロー(仮)」。要するにこれまで大輔君のプログラムに使用された曲のコンピレーションCDである。
しかしその紹介文が笑いを誘う。
「日本のフィギュアスケートをリードする、男子アスリートが使用した音楽を厳選」
・・・実名出したいんだけど諸事情により出せない、わかる人にはわかるんだけどなあ・・・というもどかしさが感じられる文章が可笑しい。12/26発売予定となっていたが、暮れの忙しさに取紛れ、CDショップに行く暇もなく、年が明けてから念のため発売元(ソニー)のサイトで調べてみると、全く発売された様子がない。その代替商品なのか、これまでにも発売されたような趣向の、複数の選手が使用した曲のコンピレーションが出ていた。こちらは個人的には購買欲がそそられるものでもなかった。
どうやら、というかやはり、というか、「スケーティング・・・」の方は諸事情によりボツ、となったようだ。

いやでもね、この幻の企画、タイトル(仮)はともかく、内容がすこぶる良い。収録予定だったのは(順不同)、

チャイコフスキー / ヴァイオリン協奏曲より第1楽章
同 / 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ラフマニノフ / ピアノ協奏曲第2番
同 / パガニーニの主題による狂詩曲
バーンスタイン / ウェスト・サイド・ストーリー
ロイド=ウェバー / オペラ座の怪人
ロドリーゴ / アランフェスの協奏曲
ブルッフ / ヴァイオリン協奏曲第1番
ハチャトゥリアン / 剣の舞

いやーこうやって改めて見ると、いい曲ばっかりだ。全体的に私の好きな曲含有率も高い。しかもチャイコとラフマニノフのコンチェルトを使ったプログラムとしては、大輔君のプログラムが私の中でひとつの基準になってしまっている。
しかしこれだけの曲を多分1枚のCDに収めようと思ったら、「剣の舞」以外は全部抜粋とか、第1楽章だけとかにしても尺が足りないんじゃないだろか。そこら辺からもう無理が(笑)。でもいつかこの企画、再び具体化するといいのだが。それとも実は密かに発売されてたりして。どなたか見かけた方はいないかしら(なわけないですね)。
ちなみに今でもタワレコのサイトで、このCDの情報を見ることはできるが、「取扱終了」となっている。取扱、というより「発売中止」ではないのだろうか。

私はジュニア時代のブルッフ、これを今の大輔君の演技で見てみたい、とも思ったりするのです。 

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