PIW2009・横浜公演 (2)
はい、早速前回の続きを始めます。ではソロスケーターを中心に・・・
太田由希奈
彼女とゲストの選手たちが登場時には、スクリーンには「色紙に一言!」が映し出されます。
太田さんは「自分と向き合うための愛すスケート」。達筆だ。
若い頃から競技生活を送っていると、バイトしたり企業の中で働いたり、といった経験が一般的な同年代の子たちよりはどうしても少なくなると思いますが、逆に自分はどうしたいのかと突き詰めて考えたり、葛藤があったりといったまさに自分の内面と向き合う、あるいは自分と外の世界との折り合いをつけて行くといった経験は多いんじゃないかと思います。太田さんはそんな経験が本当に多かったのでは・・・
白いコスチュームで現れた太田さん。曲は「アヴェ・マリア」ですが、これは「カッチーニのアヴェ・マリア」と呼ばれるものですね。
腕や指の動きの美しさは独特で、スパイラルをする時は凄い速さで足が上がって行くのですが、がさつさみたいなものは全くなく、こういうのがエレガンスなんですかね。
でもなんて言うんでしょうか、彼女にはそういう細かい部分を抜きにしても、ついただ見とれてしまうような何かがあるように感じました。
競技生活は志半ばにして終えなければならなかったけれど、若いですから!さらに新しい経験を積んで行って下さい。
村主章枝
「一言」は、「成」一文字。なせば成るの成、だそうです。
曲はエディット・ピアフの「パダム・パダム」。黒ずんだ濃いブルーのコスチュームとおそろいの幅広のヘアバンドを身につけていました。
曲からしてとても「オトナな世界」です。2シーズン前の「シカゴ」もある意味オトナな世界でしたが、個人的にはこのピアフの方が彼女によく合ってると思うし、好きになりました。こういうナンバーができる選手って、日本ではやっぱり他にはいないのかな。
客席の男性に火を借りて煙草を吹かす仕草も、このプログラムをよく表現してました。
武田奈也
第2部のアタマに登場した武田選手はイメージ通りの元気一杯なナンバーですが、また曲がわかりません。![]()
少し動きが重いような・・・残念なことにジャンプを失敗してしまったのですが、フィナーレではジャンプ4連発を決めていました。
シーズン入り後もこのプログラムで行くのか、昨季のようにガラリとイメージを変えるのかわかりませんが・・・
私は昨シーズンの「エレジー」がけっこう好きだったので、ああいった路線もまた見てみたいです。
「一言」は「夢」。
フィオナ・ザルドゥア&ドミトリー・スハノフ
宇宙チックな、でもサーカスっぽくもあるコスチュームで登場。
相変わらずリフトのバリエーションが凄いです。全部違う姿勢でのリフトを5,6回、そして最後はぶん回し技でフィニッシュと、ほんとにプロ!!って感じがしますねこの二人。
PIWの鈴木君、田中君を中心とした男性4名の演技。昨シーズンも男子だけのプログラムがありました。あの時はスピード感と荒々しさといったイメージのものでしたが、今回は重厚感を表現してる感じでした。
次は、中野選手です。
中野友加里
「一言」は「Goal」・・・まさにそうですね・・・
4月にすっかり来シーズンのプロが決まった中野選手は「ハレム」でした。ベリーダンスの動きが好きだという宮賢さんならではのものか。ベリーダンスそのものという動きではありませんが、ちょっとクネッとした動作が今までの中野選手にはない感じで、しっかりと各要素も入っていて女性的でいて力強いナンバーです。これも私、好きですね~。
中野選手の演技には隙がなくて、来シーズンへの思いを感ぜずにはおれませんでした。
でもやっぱりシーズン入り後は、もうひとつのナンバーにスイッチするんでしょうか。SP、FSも楽しみです。
鮮やかな青緑色のコスチュームが綺麗でした。
伊藤みどり
「クラブ・プリンス」のコーナーの最後に登場したみどりさん、白いコスチュームにティアラを着けて、お嫁さんみたいですなー。
小田和正の曲だけど、タイトルわかんない。客席に近づいてアクセルを跳ぶ動作に入ります。真剣そのものの表情!で、ダブルアクセル!!惜しい、転倒してしまいました。でも転倒して氷の上に座り込んだ姿勢のまま、クルクルっと2~3回転しちゃったんです、みどりさんは。なぜかわけもなく凄いと思いました・・・
みどりさんはショー終了後の握手タイムにも、アクセルに挑戦して、シングルになったりコケたりしつつも、確か4回目に着氷がぐらつきながらも決めました。でもちょっと足痛そうにしてたんですよね・・・(ーー; 大丈夫だったのかしら。
八木沼純子、大島淳のふたりによるお馴染みの、大人のムードのペア・スケーティングの後に、ショーの最後を飾るスケーターは荒川静香。「夕顔」です。和風の雰囲気が荒川さんによく合ってもいますが、あれだけの大人数が滑った後、結構デコボコしてるだろう氷なのに、何事もないかのように彼女はツルッツル滑ってて凄い。その上3Lzまで跳んでました、確か。扇をハラリと落とす決めポーズがカッコいいです(フィナーレでの荒川さんは、上半身は多分「キャンディマン」白バージョン+デニムのホットパンツでした)。
このあたりでPIWのレポは終わらせていただきます。読んでいただき有難うございました。
話は違いますが、阪神方面でインフルエンザが広がっていますね。関大も休校になってしまったようで・・・織田君がこの時期だということで渡米を迷ったそうですけど、戻ってきてからも注意しないと。大輔君も、関西のスケーターの皆も、気をつけて下さい!
あと、フレンドパーク、ね。実力も知名度もあるフィギュアスケートの現役選手が4人まとめてああいった感じのバラエティに出るのって、初めてですか?もしかして。視聴率もよかったみたいですね。わたし的には「そこに大輔君がいない」ってことがやはり残念ではありましたが。
今、フィギュアスケートが一般的にもかなり感心を持たれて(その分、ネット上等で「そんなことまで言っちゃうわけ?!」的な出来事も起こったりするみたいですが・・・)、新しくファンになった人たちや、フィギュアスケートをやりたいという子達が増えた一番の理由は、日本の選手が活躍してるから。やっぱりどんな競技でも自国の選手の世界的な活躍がないと・・・今さら言うことでもないですが。そう思うと今シニアで活躍している日本の選手たちがだんだんと引退していなくなったら、その後どうなるのかな、と時々考えてしまいます。
しまった、またテンション低い。しかも文脈がどんどんまとめられない方向に(笑)。
んじゃまた~。 (一部敬称略)
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